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手縫い靴の世界

~ハンドソーンウェルテッド製法の靴ができるまで~


底付け5

ヒールの積み上げ、ヒール周りの仕上げまでの工程。

ハチマキ

ヒールを積み上げる前につける

ベンズから、ハチマキと積み上げの革を切り出し、ハチマキを加工します。
棒状の革の床面を漉いて、断面がななめになるようにします。
これを木ペースで固定しながら、ヒール部分に巻き付けます。
これにより、本底の丸みを取り、ヒールが積みやすいように、平らにします。

ヒールの積み上げ&化粧

ヒールの傾斜を考えながら削る

好みのヒール高にするために、積み上げの革を手で漉いていく。
通常、ヒールのアゴ部分側を漉き、積み上げ面が水平になるようにしていきます。
地面に接する部分の革を化粧といいます。
通常は、最もすり減る部分にゴムを使っているものを使用します。

ヒール周りの仕上げ

積みあがったヒールの周りを整える

包丁、木やすり、ガラス、サンドペーパーの順で仕上げていきます。

熱ゴテ

コバ&ヒールに熱ゴテをかける

コバとヒール部分に色を入れ、ロウを塗り込み、熱ゴテをかけていきます。
これにより、コバとヒールがロウでコーティングされ、強度や輝きが増します。

底面の仕上げ

半カラスに仕上げる

底面の銀面をガラスで取り除き、ふのりで仕上げます。
ふのりを塗り込んで、一気に乾拭きしていきます。
ウェスト部分は、好みのデザインで黒く塗ります。
これを半カラスと呼んでいます。

額縁仕上げ

底面を黒く縁取る

底面を熱ゴテで黒く縁取ることで、まるで額縁のように見えます。

飾り車

底面を飾る

半カラスの境目部分に飾り車を転がして、飾りをいれます。
この飾り車には、いろいろなデザインがあります。